園子先生のひとり言

2017.02.23更新

果物はなんでも好きですが、ちょうど今が旬の伊予柑には特別な思いがあります。

 

以前にも書きましたが、大学に入った年の冬に風邪をこじらせてウイルス性脳炎になり生死の境をさまよったことがあります。

その時、付き添って看病してくれたのは、体があまり丈夫でなかった母ではなく父でした。

入院して10日ほどで意識が戻ったのですが、その時まず目に入ったのが真っ白な天井、真っ白な壁と窓の外の真っ白な雪景色、そしてベッドのわきに座っていた父でした。

自分がどこにいるのか、なぜベッドに横たわっているのか、なぜここに父がいるのか事態が呑み込めずに辺りを見回していると、窓辺に置かれた伊予柑に目が止まりました。

気づいた父が、「食べるか?」と言って皮をむいて食べさせてくれました。

部屋中が伊予柑の匂いでいっぱいになり、食べやすいように丁寧に薄皮までむいてくれた実はジューシーでとても美味しく感じました。

意識が戻った直後は、脳の機能が低下していて記憶も途切れ途切れなのですが、この時の伊予柑の匂いと味は鮮明に覚えています。

 

その後、1か月半ほどで無事に退院し、後遺症もなく現在に至っているわけですが、今でも毎年伊予柑を手にするとその時のことを思い出し、こうして元気に過ごせていることの有難さ、仕事を休んでずっと付き添ってくれた父への感謝の念など様々な思いがよぎります。

 

せっかく助かったこの命を粗末にせず、精一杯頑張ろうという気持ちになりますnico

伊予柑

 

投稿者: 山本歯科診療所

2017.02.06更新

入れ歯でステーキ? 変わったタイトルですが、当院でもお取り扱いさせていただいている「痛くない、柔らかい」入れ歯、コンフォートとステーキのお店「いきなり!ステーキ」の期間限定コラボ企画です。

入れ歯でステーキ

期間中に(3月31日まで)コンフォートをご注文いただきキャンペーンに申し込むと、「いきなり!ステーキ」さんで使える「肉マイレージカード」がもらえます笑う

 

虫歯や歯周病で咬む力が衰えてしまうと、以前は平気で美味しく食べられていたものがだんだん食べられなくなってしまいますshun

特に、入れ歯をご使用の方で、食べたいものが食べられないと訴える方は多く、「外食ができない」「家族と同じものが食べられない」とのお声もよく耳にします。

そういった方々が、少しでも悩みを解消して美味しく食事を楽しめるように・・との思いで組まれた企画です。

 

まあ「ステーキ」というのは、あくまで入れ歯では食べにくい食材の象徴的な一例ではありますが・・

実際に、入れ歯をお使いの患者さんに「何が食べられるようになりたいですか?」とおたずねすると、「漬物」や「生野菜」というお答えが多いです。「落花生」「きゅうり」などというのもありました。

 

年を取り、筋肉の衰えを防ぐためには、動物性たんぱく質を摂ることも大切です。野菜や漬物だけでなく、お肉も美味しく食べられるように少しでもお手伝いができればいいなと思います。

 

コンフォートについてはこちら

http://www.yamamoto-dental-clinic.com/dentures/

投稿者: 山本歯科診療所

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