園子先生のひとり言

2014.10.19更新

人の歯には、それぞれ名前がついています。
また、上下左右に分けて真ん中から順に番号
をつけて呼ぶことも多いです。


この前お話した「おやしらず」は「第3大臼
歯」といい番号は8番です。

8番から1本おいて手前の6番は「第1大臼歯」
で「6歳臼歯」ともいわれ皆さんよくご存じだ
と思います。

6番と8番の間が7番ですが、なんとなく影が
薄いような気がしますthink

なので今回はその7番のお話を。

7番は「第2大臼歯」といい、だいたい12歳頃
生えてくるので、「12歳臼歯」とも言われます
が滅多に使われませんgawk

6番は初めて生えてくる大人の奥歯ということ
で知名度?も高く、ブラッシング指導でもよく
「6歳臼歯に丁寧にブラシをあてましょう。」
などと言われていると思います。

また、8番は生えてくるとき痛みを伴ったり
するのでこちらも知名度(悪名度?)は高い
ですよね。

ところが、この7番は6番までの永久歯が生え
そろった後に6番の奥に、わりとひっそり出て
くるので気が付かれないことが多いんです。

年齢も12歳頃ですから、保護者の方のチェック
もされなくなっていて気づいたら大きな虫歯sign01
になっていることがあります。

なので、
本人も保護者の方も乳歯が全部抜けて永久歯
に生え変わった後も油断せずにwink時々7番
が出てきていないかチェックしましょうねgood

投稿者: 山本歯科診療所

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