園子先生のひとり言

2015.05.22更新

あらかじめお断りしておきますが、
これは、私の全く個人的な考えですthink

世界的に見ても優れているといわれる
日本の健康保険制度。

国民一人ひとりが貧富の差にかかわらず
適切な医療が受けられるように、と
つくられたものですが・・

私たち医療従事者にしてみれば
ひとつひとつの医療行為に点数がついて
いて、期間や順番も決まり通りに請求
しなければいけない診療報酬制度、
というのは覚えるだけでも大変ですbearing

いろいろ不満もありますが、
同じ日本国民の一人として協力して
いるわけです。

この診療報酬制度というのは
その時々の日本の経済の状態とか
その他もろもろのことを考慮して
2年ごとに改正が行われます。

国と厚生労働省の偉い方々がお決めに
なること, です。

その際、歯科医療の実情を正しく知って
いただこうと、これまた歯科医師会の
偉い方々は、日々御努力されているわけ
です。

しかし
その御努力の向かう方向が間違うと・・


法律の事等は詳しく存じませんが、
10数年前、当時の首相に歯科医師会が
不正なルートでお金を渡した云々という
ことが問題になりました。

その直後の診療報酬制度の改正内容が
私達歯科医療従事者にとって非常に
厳しいものとなりましたsweat01

誰も明言はしませんが、これがつまり
「懲罰的改正(改悪?)」
ということです。

実はいま現在、日本歯科医師連盟が
政治資金規制法違反の疑い、という事で
捜査を受けているそうです。

細かいことはまだ不明ですが
こういうことがあると私達普通の
歯科医師たちは、また懲罰的改正が
行われるのではないか・・
と戦々恐々としているわけですcrying

世の中きれいごとだけではすまない
のもわかりますが、
偉い方々には(どちらも)もうちょっと
考えていただきたいものですthink









投稿者: 山本歯科診療所

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