園子先生のひとり言

2016.02.04更新

脳にある、DLPFC(背外側前頭前野)
という領域では
・判断、意欲、興味をつかさどる
・扁桃体の働きを制御しバランスを整える
・痛みを制御する
などの働きがあることがわかっています。

このDLPFCの機能が低下すると
・やる気の低下、うつ
・不安、恐怖の増大
・痛みの感覚の増大
などの症状が現れます。

多くの「慢性腰痛」の原因が、
腰自体にあるのではなくて
このDLPFCの機能低下にある・・
というようなことを
テレビでやっていましたtv

腰痛だけでなく
口の中の歯や入れ歯の痛みにも
このDLPFCの機能が関係しているflair
かもしれません。

多くの患者さんを診ていると、
口の中の実際の症状に対する
患者さんの痛みの表現が
人によってかなり異なるのを実感しますconfident

大きな虫歯や粘膜の傷があっても
あまり痛みを訴えない方がいたり・・
強い痛みを訴えるのに原因が
はっきりわからないような方がいたり・・

こうしたことは、今までは個人の
「痛みに対する感受性」というあいまいな
表現で片づけられていたのですが、
実は、脳の機能の問題なのかもしれません。

確かに、
うつ傾向の方、不安感の強い方は
痛みに対して過敏な傾向があるように
感じます。

そういう方に対しては、歯科的なアプローチ
と同時にそういったメンタルな面での
アプローチを加えることで
症状が改善する可能性が高くなる
のではないかと思うのですが・・

ただ、とてもデリケートな問題なので
歯科の立場からどこまで踏み込んでいい
ものか、悩むところですsweat02





投稿者: 山本歯科診療所